デール・カーネギーのプレゼン研修を終えて

先日、デール・カーネギーのハイ・インパクト・プレゼンテーションコースを受講しました。

このコースは、スピーチの名手と呼ばれたデール・カーネギーが様々な経験を得て有効だと確信した方法を使ってコーチングすることで、受講者が"自信に溢れたプレゼンターになる"ことを目標としています。

二日間みっちりプロフェッショナル・トレーナーが指導に当たり、個人毎にニーズに合ったフィードバックを受けることで、高度なプレゼンテーションスキルを身に付けることができる内容となっています。

私は「言葉で伝える」ことに興味があり、「自分らしさ」を「表現する」ことを習得したいと考えていたので、本コースの受講を心底楽しみにしていました。

二日間で計7回のプレゼンテーションを行い、その都度録画した内容をトレーナーとマンツーマンでコーチングを受けるユニークな手法でした。

毎回録画した動画からコーチングを受けるため、徐々にパフォーマンスが改善しているのが実感できました。コーチング前後の変わりようには驚くばかりでした。

コースの受講を終えて、良いプレゼンを行うために最も必要なものは「自信を持つこと」だと感じました。

プレゼンの中身はもちろんですが、自信を持って話せているかどうかで、場の雰囲気が形成され相手に伝わるものへと変わってきます。

それはプレゼンに限らず、何事にも通用する大切な要素だと思います。

改めて、「自信」をつけるためにどうするべきなのかを考えてみました:

1.小さな成功体験を重ねる/自分の支えになるものを持つ

最初に録画したプレゼン動画を観たときにまだ自分をさらけ出して話せていないことに気づきました。

トレーニングの中で少し大げさなジャスチャーをすることに最初は躊躇していましたが、録画した動画を観てほんの僅かでも改善するだけで、パフォーマンスが向上しているのが実感できました。

毎回改善ポイントに対して、小さなことでも成功経験を重ねたことが、最後には見違える程のプレゼンに繋げられたと思います。

2.本当に伝えたいことを伝える/やりたいことをやる/実体験で語る

プレゼンの発表の中で一度だけビジネスの話は除き、自分の実体験に基づいた「価値観」や「支えになるもの」について発表しました。

私は大学時代の4年間ずっと継続していたことがありました。それは前向きな言葉をストックすることです。

人がさりげなく言ってくれた嬉しい言葉や映画で出会った台詞、本の中で出会った心に響いた言葉・・その全てノートに書き留めていました。

辛いときに支えてくれたのがその大切な言葉たちです。

このエピソードを話した時が一番自然でかつ情熱を持って伝えることができたと思います。

なぜなら、その内容はプレゼンのために準備したものではない、聞いてくださる人たちに本当に伝えたいことでした。

そう思うと自然と緊張はしなくなり感情を込めて話すことができました。

3.応援してくれる環境を見つける

毎回プレゼンの後には、必ず受講生みんなからフィードバックを頂きます。そのコメントのルールはポジティブな内容に限ります。

みんなで励まし合いながら伸ばしていくことが、良い意味で失敗を恐れずに思うままに表現できたと思います。

自信を己を信じることからスタートするものだと言われていますが、応援してくれる環境も大事な要素の一つだと感じました。

そして、実は私はこの研修でもう一つとても大切なことに気づきました。

それは、私は「伝える」ことが好きなんだということを。

AIなどの技術革新により、多様な働き方を可能にするツールがたくさん出てきていますが、人の感情を揺さぶり、行動に前向きなインパクトを与えることができるのは、人間だけの特徴です。この、技術やツールによってカバーできない部分、つまり、「伝える」技術のエッセンスを、私は磨いていきたいです。

今回の経験を私の人生の中での一つの支えとし、この素直な気持ちを忘れずに心に刻みたいと思います。

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